AI から操作する

MCP 連携とアプリ内 AI アシスタントの違い、設定手順、頼めることと安全のしくみ。

DVM には AI 連携の入口が 2 つあります。既に契約している AI アプリをそのまま使いたい場合は MCP のほうを選んでください。

MCP 連携 アプリ内 AI アシスタント
使う場所 Claude Desktop など別のアプリ DVM のツールバー ✨
必要なもの 対応 AI アプリ(サブスクで可) API キー(従量課金)またはローカル LLM
使える AI MCP に対応したアプリ全般 Claude / GPT / Gemini / OpenAI 互換
DVM の起動 不要 必要
できること 検索・統計・タグ付け・評価・シリーズ / プレイリスト整理 左に同じ + 画面のグリッドを直接絞り込む

MCP の設定

DVM の 設定 → AI 連携 を開くと、お使いのアプリに貼り付ける内容がそのまま出ます。タブでアプリを選び、コピーボタンを押して貼り付けるだけです。

  • Claude Desktop — 設定 → 開発者 → 「構成を編集」で設定ファイルを開き、表示された JSON を貼り付けて再起動します。ファイルの場所はアプリによって違うので、自分でパスを探すより「構成を編集」から開くほうが確実です
  • Claude Code — 表示されたコマンド(claude mcp add dvm -s user -- "...")を PowerShell に貼り付けて実行します
  • Codex CLI%USERPROFILE%\.codex\config.toml の末尾に、表示された TOML を貼り付けます
  • Gemini CLI%USERPROFILE%\.gemini\settings.json に JSON を貼り付けます
  • VS Code%APPDATA%\Code\User\mcp.json に貼り付けます。VS Code だけ mcpServers ではなく servers 形式です
  • その他(Cursor / Cline / Windsurf など)— 同じ mcpServers 形式の JSON が使えます

JSON を貼り付けるときの注意

設定ファイルに既に中身がある場合、貼り付ける直前の行の末尾に , が要ります。これが抜けると JSON として壊れ、AI アプリ自体が起動時にエラーになります(MCP が動かないのではなく、アプリが設定を読めなくなります)。

  "既存の設定": "値",          ← このカンマを忘れない
  "mcpServers": { ... }

MCP サーバーは DVM に同梱されているので、別途インストールするものはありません。DVM が起動している必要もありません(データベースを直接読むため)。

何が頼めるか

設定できたら、AI にこんなふうに話しかけられます。

  • 「ライブラリの統計を見せて」
  • 「タグが付いてない動画を 20 件教えて」
  • 「FHD 以上で 30 分を超える未視聴の動画を探して」
  • 「内容が重複してる動画ある?」
  • 「このシリーズの続きをプレイリストにまとめて」

安全のしくみ

既定では読み取り専用です。 データベースを読み取り専用で開くため、AI がライブラリを変更することは構造的にできません

設定画面の「AI からの変更を許可する」をオンにすると、タグ・評価・シリーズ・プレイリストの編集もできるようになります。

  • 変更はすべて操作履歴に ai として記録されます。後から誰が何をしたか追えます
  • ファイルをごみ箱へ送る操作だけは、許可をオンにしても必ず対象一覧の確認を挟みます
  • 重複の解消も、下見(dry-run)を見せてからでないと実行されません
  • タググループの作成・変更は AI にはできません。 分類体系はユーザーのものだからです

使えるツール

読み取り(既定で使える) 内容
search_videos 条件を指定して動画を探す
get_video 1 本の詳細を見る
library_stats ライブラリ全体の統計
list_tags / list_series タグ(所属グループ付き)・シリーズの一覧
list_playlists / get_playlist_videos プレイリストの一覧と中身
書き込み(許可が要る) 内容
tag_videos / untag_videos タグを付ける / 外す
set_rating ★を付ける
set_video_info タイトル・メモを編集する
add_to_series / remove_from_series シリーズへ入れる / 出す
create_playlist / add_to_playlist プレイリストを作る / 追加する
remove_from_library ライブラリから外す(ファイルは残る)
trash_video_files ファイルをごみ箱へ送る(確認あり)
dedupe 重複を解消する(下見あり)

アプリ内 AI アシスタント

設定 → AI 連携 で使う AI を選び、その API キーを入れると、ツールバーの ✨ から使えるようになります。自然言語での検索結果をそのまま画面のグリッドに反映できるのがこちらの利点です。いま選んでいる絞り込み条件も AI に伝わるので、「ここからさらに★4 以上に絞って」といった続けかたができます。

選べる AI 必要なもの 既定のモデル
Anthropic(Claude) sk-ant-...console.anthropic.com claude-opus-5
OpenAI(GPT) sk-...platform.openai.com gpt-5
Google Gemini AIza...aistudio.google.com gemini-2.5-pro
OpenAI 互換 ベース URL(+必要ならキー) 自分で指定

サブスクリプション(Claude Pro / Max、ChatGPT Plus など)では使えません。 どの会社も API は従量課金の別契約です。サブスクのまま使いたい場合は MCP のほうをお使いください。

「OpenAI 互換」を選ぶと、OpenRouter・Ollama・LM Studio など OpenAI 互換の API を持つサービスやローカル LLM に繋げます。ローカル LLM なら API 料金はかかりません。 ベース URL はプリセットのボタンから入ります。

API キーは AI ごとに別々に覚えるので、切り替えても入れ直す必要はありません。モデルは候補から選べますが、手入力もできます。費用を抑えたいときは claude-haiku-4-5gpt-5-minigemini-2.5-flash などに変更してください。

応答の途中で止めたいときは、送信ボタンが「停止」に変わっているのでそれを押します。

ライブラリを切り替えたとき

AI(MCP)が見るのは、いま DVM で開いているライブラリです。切り替えても AI 側の設定を貼り直す必要はありません。

データベースの場所を既定から変えている場合は、設定に環境変数 DVM_DB でフルパスを指定してください。